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■ よかった コウタローライブ

◆ 7月17日いってきました
 ずいぶん遅いレポートです。でも、ご報告いたします。はい、いってきました、コウタローライブ。正確には『ほぼウィークエンドライブ』。
 コウタローのライブは初めての体験。で、やっぱり感動しました。歌も想像していたよりズーッとカッコヨカッタ。思わず
「カッコイイ」
と絶叫したくらい。そうなのです。コウタローはカッコイイのです。

◆ デビューは1970年
 ボクがイラストレータとしてデビューした年、1970年、暮らしていた渋谷の駅前、パチンコ店『柳小路』で玉を弾いていたら、いきなり耳に飛び込んできた名調子。
「走れ走れコウタロー、本命穴馬かきわけて」
 こいつがまさかクラスメイトの山本コウタローのことだったとは、空想もしなかった。その事実を知ったのは、ずいぶん時が経過してからでした。
 考えてみれば、デビューは同じ。けれども、彼だってヒットを出すまでの苦労はあった。フォーク世界では数々の武勇伝を残している。そう、ボクはこれといってヒットはなかったが、それでもイラストレータとして認められるまでは、それなりの苦労があったのです。彼と『ほぼウィークエンド』の音楽を聴きながら、ボクの中では過去から現在への無数のハードルをまたぎ続けてきた彼とその仲間への、熱い感動が渦巻いていました。

◆ 続けること
 コウタローの常套文句に
「走れコウタローと岬巡りで37年間」
というのがあるが、37年間も音楽業界に君臨することだけでも賞賛に値する。ボクだって出版美術業界で37年間生きてきたのだから、その価値は理解できる。
 つまり、継続が力なのだ。そして、その継続を支えるのも力なのだ。この道が好きだから、この道を選んだ。そういう決める力が作る結果なのだ。
 これからどれだけ歩けるだろう。どこまでいけるだろう。ライブを終えたコウタローと握手しながら、いつまでもお互いをカッコイイと思えるような友人同士でありたいと願った。 24/08/2007



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