■ 南阿蘇 白水郷美術館でイベントしてきました
◆ ドクターとトークショウ
エム ナマエ原画展実行委員長の板井八重子医師は、くすのきクリニック院の院長先生でもあります。水俣病に深く関わった経歴から、先生はエム ナマエの試練を受容する生き方について、医師の立場から鋭く質問されました。
誰でも自分の人生しか生きられない。それがいかなるものであれ、決して逃げることはできないのです。泣いて暮らすのも、笑って暮らすのも、どちらも自分の選ぶこと。それがエム
ナマエの結論でした。
板井先生に出会って再確認したこと。それは優れた医師との出会いが人生を開くという事実。医者によって、命の長さが決まってしまうのです。
◆ワルツと新曲発表
熊本県が誇るフォークデュオ『ワルツ』。メンバーの山川哲さんと村山幸子さんに加わったエム ナマエと愛育社の専属ギタリスト、山部洋史氏。この四人が演奏するのは、同じ四人グループ、ザ・ビートルズのナンバー。もちろん、山川哲氏とエム
ナマエがコラボした新曲『夢の翼』と『階段のある街』も発表。伝説の楽器メーカー、グレコに在籍したこともある山部洋史氏のギターが、切なくむせび泣くのでありました。
◆ 新人役者 田辺弘典君
田辺弘典(たなべこうすけ)君はNHKテレビドラマ『バッテリー』に出演中の有望な新人俳優。阿蘇を舞台にした映画『ユリイカ』に触発され、俳優を目指すようになったとのこと。彼、実はエム
ナマエの大切な友人。この機会に、憧れの阿蘇を訪れ、ボクのイベントに参加してくれたのです。
◆ 楽しかったサイン会
ボクは買ってくださった本には、すべて絵をかき、サインをします。どうしてか。それは返品されないため、です。あはは。

◆ やまぶどうのホームメイドお菓子は常識を超越している
阿蘇滞在では、レストラン『やまぶどう』がエム
ナマエとコボちゃんをゲストとして迎えてくださいました。オーナーの三浦ご夫妻のホスピタリティーは超一流。新鮮な食材による料理も超一流。特にパンやケーキはホームメイドsのカテゴリーを逸脱して、これまた超一流。ハードスケジュールの疲れも、ご夫妻の暖かい心配りに飛んで消えていきました。
◆ 葉祥明阿蘇高原絵本美術館に表敬訪問
葉山館長は、あの葉祥明氏の弟さん。10年前、鎌倉のリラ館でも、おふたりがエム ナマエ夫婦の相手をしてくださいましたが、今回も暖かく歓迎。千客万来の中、丁寧に葉祥明の世界を案内してくれたのです。
葉祥明氏も葉山さんも国際人でアーティスト。ボクが最も敬愛するおふたりです。この絵本美術館訪問が実現できたのも、今回の展覧会の大きな成果のひとつ。阿蘇に出現した葉祥明の世界は、生きテーマパーク。ネズミーランドとは違い、すべてが本物でした。
2008/05/11

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