エムナマエのロゴ
原稿用紙プライベート盲導犬アリーナ日記
ギャラリー新着情報サイトマップホーム英語
 
  

■ 選挙直前であっても、なくても

◆ いつだって思うことがある
 選挙直前であろうとなかろうと、いつだって思うことがある。動くのは自分なのだ。変わるのは自分なのだ。でなければ、誰が動いてくれるのだ。一度だって、国が自分のために変わってくれたことがあるだろうか。自分が動き、自分が変わろうとするから、国が動き、変わっていくのだ。

 誰だ、そこで口だけを動かしているやつは。改革を叫んでいるやつは。本当にやる気があるのなら、中抜きの立法なんか、すぐにやめろ。前任者の踏襲も、すぐにやめろ。そして説明すべきを説明してみろ。とるべき責任を明確にせよ。
 台風がきた。地震があった。沢山の人たちの命が危うくなり、家が破壊された。絶対安全を保証されているはずの原子炉がガタガタになり、世界が日本の原子力政策に疑問を抱いている。

 ボクは疑っている。最初からインチキなのではなかったのか。なのに、世界最大の原子力発電所は、ひたすら大丈夫を叫び、それでもまだ安全を保証しようとしている。嘘だろう。変圧器の爆発が怖いだけで、消化作業もできなかった原子力発電所職員が、爆発しそうな原子炉を、死を覚悟して停止するとは思えない。けれど、原子炉には広島の数千倍のエネルギーが封じ込められているのだ。

 何も変わらないうちに、何もかもがインチキになっている。だったら、自分が動くしかない。動いて、自分の周囲からこの国を変えていくのだ。

 国があって個人がいるのではない。個人があって、国があるのだ。その事実を、今度こそ、この国に思い知らせてやりたい。  25/07/2007

  Copyright © emunamae