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★ エム ナマエの公開日誌 − あれこれ出来事 思いはいろいろ −

■ 2009年2月2日〜15日
 いつも日記をつけてます。失明したら頭脳がノート。だから、記憶力のトレーニングのためにも、前日の出来事を振り返り、コツコツ日記をつけてます。
 音声パソコンを入手した当時、ただのスケジュール表だったものが、いつか毎日の記録となっていました。筋力運動、万歩計、透析データに食事の記録。健康維持のためにも大切なこの習慣も始めてからもう20年。
 けれども、世間の皆様がされているようなブログとは違い、わざわざ読んでいただけるものではありません。ただ、2007年の8月12日から遊びで始めた十七文字が、季節や出来事のヘッドラインになるので、ここに紹介させていただいてきました。
 毎日の出来事。去来する思い。本当はひとつひとつ、丁寧な記事に仕上げたいのですが、イカサマ俳句にマヤカシ川柳。これら十七文字や日記の切れ端で、現在を生きるボクたちの暮らしを浮かび上がらせてみたいと思います。
 夏目漱石や永井荷風ならいざ知らず、ボクの日記なんぞ死んでみたって永久に披露されるチャンスなんて訪れるわけもなく、こうして自分に命のある間だけ、毎日の出来事や思いを粉砕して、かけらを集め編集して、ホームページに掲載し続けることにしたのです。
 さて、近頃ここいら最近の2週間。出来事あれこれ、思いはいろいろ。どうか、よろしくお付き合いください。
エム ナマエ


0202・月・
 朝寝坊、また一週間の始まりだ。仕事あれこれ。一冊の本が出るまで、かかる手はいくらでもある。
 いつもの透析。病院の夕食は恵方巻き。もちろん、患者が窒息しないように海苔巻きは切ってある。明日は節分だ。
 最近、やたらとピストルをぶっ放す警察官が増えてきた。天才バカボンのメンタマつながりのお巡りさんではあるまいし、困ったもんだ。
 ダボス会議では、またまた麻生太郎さんがやってくれました。他国の首相の名前を間違えては困ります。
 ケータイが財布になったり、カードひとつで電車乗り換えが自由自在だったり、カーナビの命ずるままにいけば、クルマでどこへでもいけたり、ボクがぼんやりしている間に、世の中、ますます進歩し発達していく。けれども、少し不便なくらいの方が、頭の体操にはいいのかもしれない。
▲ お巡りさん僕はよい子だ撃たないで

0203・火・節分・
 愛猫キロンに中途半端に起こされる。すっきりしない頭で童心社に絵本「いつもぶうたれネコ」のためのプロフィールを送信。頭がぼんやりするので、横になっていたら、池田編集長から電話。表紙カバー、見返しのデザインの打ち合わせ。
 TBSラジオ「ゆうゆうワイド」にサカナ君が出ていた。ヒゲダイとの友情物語。飼育していたヒゲダイが大きくなり、水族館に寄付したのだが、そこでも大きくなり過ぎ、他の水族館に引っ越した。ある日、サカナ君がとある水族館に取材にいったら、巨大な水槽をサカナ君を追いかけてくるヒゲダイがいる。くっついて離れない。聞いてみたら、それはサカナ君が飼育していたヒゲダイだったのだ。ヒゲダイは珍しい魚。しかし、魚類も特定の人間お覚えているのには驚いた。それとも、サカナ君が人間ではないという証拠なのかもしれない。
 江口プロデューサー、新進書家の藤井美奈さんを連れてくる。彼女から讃岐うどんと、かなり前渡のバレンタインチョコレートをもらう。リコー絵本のための作品ポジを渡す。束見本で絵本の具体的で詳細な打ち合わせ。
 エム ナマエの挨拶映像スタート。絵夢助人さん大活躍。ホームページ確認。いい音になっていた。
 細かい作業で一日が暮れた。なんとなく疲れていて、頭がはっきりしなく、目の上にほんの小さな痙攣がある。しばらくは無理をやめよう。
▲ 還暦を過ぎればみんなありがたきチョコ

0204・水・立春・旧暦の元旦・
 どんなにひどい不景気風が吹こうとも、春はやってくる。外気温は低いけど、明らかに空気に春を感じる。
 いつもの朝の運動はスタンバイがBGM。お天気おじさんの森田君が浅間山の噴火について語っていた。そういえば、星野リゾートの星野旅館では浅間山の噴火情報を発信して風評被害を予防している。たとえば、星野温泉の温度に異常はないとか、冬眠中のクマたちは熟睡しているとか。そればかりでなく、噴煙の出ている浅間山は絶景とのこと。さすが、ピッキオの星野さん、クマ情報を呼びかける所なんか、やるもんです。昨年は別荘にお世話になったけど、今年も青木裕子朗読館のことで、お邪魔するかもしれない。
 自主制作の習作。なかなか、うまくいかない。個々のキャラクターと全体の構成のバランスがよくないのだ。
 デイキャッチの川柳に挑戦したが、またまたかすりもせず、相手にもされず。ここの川柳のレベルは非常に高度。道を極めることの難しさよ。
 環境庁が捨て犬や捨て猫の収容施設の改善に1億円の支援をするとか。イメージを回復して、殺処分されるペットを少なくしたいとの意向らしい。そういう配慮があるのなら、法律を改正して、ペット遺棄に対して厳罰を加えるべきだ。そもそも、お金さえ出せばどんな生き物も買えてしまうペットショップに厳しい規制を加えた方がいい。ボクはヨーロッパで売られているペットを見た記憶がない。ペットショップで売られていたのはフードとグッズだけであったのだ。日本での捨て犬捨て猫の殺処分は窒息によるものと聞く。たった1億円の補助で、それら残酷な現状に歯止めをかけられるのだろうか、疑問である。どうも、政治家や役人は人の金だと思うせいか、金の使い方がうまくない。
 愛猫キロンを抱いて眠るが、夜中に沢庵石に押し潰される夢を見る。二度寝をしたら、どこまでも高速道路の建築現場という、いつもの夢の世界で迷う。この夢、オリンピックの首都高速道路建築や、東北新幹線の建築現場を目撃した経験に由来しているものと考えられる。希望の実現はまた遠い、という夢分析が可能だろうか。
▲ 犬猫の幸せ人の手に掛かる
▲ 朝寝坊布団の中に春の風

0205・木・
 起きてすぐに下絵制作。けれども、コボちゃんの評判がよくない。空腹でエム ナマエ考案の簡単スープを作ってもらう。
 どうも左まぶたの上に小さな痙攣があり、気になる。コボちゃんはチックだといっている。鬱陶しくて元気が出ない。
 午後は再び作品制作。もう一度習作から始める。個々のキャラクター、全体のバランスや構図を再検討する。
 疲れてマッサージチェア。ラジオからの立川談春の話を聴く。頭がすっきりしない。これは慢性の疲れだと思う。ボクにとって絵をかく作業は力仕事、肉体労働なのだ。
 TBSラジオ、アクセスをBGMに童話の仕込み。アイディアをまとめる。ラジオブックスをBGMに夜食。カップ焼きそばが妙にうまいのだ。
 落語をBGMに眠るが、3時、キロンに起こされる。革の椅子をバリバリやったのだ。ひっつかまえておしおき。ダイニングにとじこめる。けれども、それから目覚めてしまい、眠れなくなってしまった。結局朝寝坊。
▲ 悪戯な猫に付き合い長い夜

0206・金・
 朝寝坊で不調。それでも、いつもの朝の運動と日記。コーヒータイム。ひさびさ、コボちゃんによる1時間半の朗読は『犬身』。犬と人間の交流がいい。
 透析中に耳にするニュースは不景気と麻生太郎の馬鹿ぶりばかり。国民が麻生太郎総理大臣をあきらめている。けれども、このバレバレの国家機密が国外に広がり、外国が日本に攻撃を仕掛けてきたら、今の日本はひとたまりもないだろう。
▲ こうなればボクらでしっかりするしかない

0207・土・
 徒歩と電車で中野駅。ほんの少しだけ遅刻。一琴師匠の息子たちがエレベーター前に迎えに出ていた。「心肺していた」とは可愛い言葉。息子たちと2Fの中野演芸小劇場へいく。前座が始まっていた。座席に座るとき、河合カメラマンがボクらを導いてくれる。並んで座る。午後2時開演、柳家一琴独演会。ゲストはシンガーソングライターのはせがわみやこさん。パーカッションの入倉さんとのコンビネーションがよかった。落語のネタは珍しいものばかり。落語家の頭脳というものは大したものだ。芸人でも音楽家でも、プロはみんなすごいもの。一琴師匠に河合カメラマンを紹介する。はせがわみやこさんとも挨拶。みんな木村裕一のパーティーで知り合った仲間だ。柳家一琴師匠のご家族とみんなで記念撮影。
 中央線で四谷駅へ。徒歩で赤坂プリンス。母校の麹町中学を目指す。コボちゃんの近眼がひどく、道に迷ったのではないかと心配になる。早めに到着したら、既に黒井健がきていて、おしゃべり。金色冬男さん、長谷川ゆうじさんもきて挨拶。午後6時半開場、赤坂プリンス、やなせたかし先生星屑望年会。白ワインで握り寿司をつまみながらみんなとおしゃべり。林静一さんがお茶目にはしゃいでいるのが印象的。東逸子さん、牧野鈴子さんとも談笑。やなせスタジオのチーフアシスタント、雨宮直子さんともひさびさにゆっくりと話す。この会でしか会えない人もいて、あれこれと楽しくおしゃべりをする。やなせたかし先生は昨日で90歳。ビディオカメラに先生へのおめでとうメッセージを語る。黒井健、林静一さんとハッピーバースデイをハモる。大和田律子さんとやなせ先生のコンサート。アンパンマンとバイキンマン、ダダンダダンのキャラクターも登場。やなせ先生はネギの剣で、バイキンマンと闘う剣劇パフォーマンス。子どもたちもきていて、楽しんでいる様子。ボクはやなせ先生のサービス精神に脱帽。黙して先生の歌を拝聴していた。静かな感動。やなせ先生へのプレゼントの絵は見事なアルバムや巻物となり、先生へプレゼントされた。本当に立派な代物で、ボクも作品で参加できたことを嬉しく思う。アンパンマンミュージアムの代表からも挨拶されて、いつもミュージアムのイベントに参加させてもらえることへお礼をいう。最後の挨拶はボクが指名をいただき、やなせ先生の前に、挨拶のスピーチをさせていただく。会場の誰よりもやなせ先生がお元気と伝え、90歳の祝辞とした。30年以前の知り合いのイラストレータから声をかけられる。若い女性から「いつもカッコいい」なんていわれて有頂天。いろいろな人と挨拶できて、やはり年に一度の星屑望年会はいい。サンリオ美術商を拝受した「詩とメルヘン」メンバーの一員であることの名誉を感じる。
 徒歩で地下鉄赤坂見附駅へ。すると、たまらなく懐かしい地下鉄ホームの匂い。一気に小中学校時代の記憶が戻ってくる。あれから50年が経過してるのに、この駅の匂いはまるで変わらない。匂いの正体が何だかは分からないが、不思議なものである。
帰宅したら11時。ラジオ深夜便をBGMに赤ワイン。コウタローの岬巡りがかかっていた。彼も麹町中学の同級生で、シンクロニシティーを感じてしまった。翌朝、目覚めたら、ラジオでまたまた山本コウタローの岬巡りが流れてきて驚いた。
▲ 九十歳やなせ先生おめでとう
▲ 人の幸願い歩んだ漫画道

0208・日・
 朝寝坊。TBSラジオの日曜天国で笑いながら日記。お気楽にNHKラジオの喉自慢をBGMに讃岐うどんを食べている。まだ疲れがとれず、再びベッドに戻ったら夕方まで眠ってしまった。
 起きて自主制作の絵と月刊ラジオ深夜便4月号のゆめぞうを仕上げる。ホームページの『あれこれ十七文字』のリニューアルを考える。結局、『エム ナマエの公開日誌』という新タイトルを考えた。冒頭の文章もリライト。中身についても、1月5日から18日までを原稿にまとめる。気がついたら、12時になっていた。夜食に赤ワインを飲んだが、再び執筆。原稿を仕上げ、再読して絵夢助人さんに送信。結局、寝たのは2時半。
 オーストラリアでは乾燥と熱気で大火事。大変な被害らしい。渡辺鉄太ご家族が心配。
▲ 北風にカーテン閉めて寝て曜日

0209・月・
 史上最大最悪の同時多発森林火災でパニックのオーストラリア。メルボルン近郊在住の渡辺鉄太に連絡。彼は無事。けれども、気温46度、風速30メートルでの山火事で、連絡のつかない友人知人がいるとか。
 午前10時、童心社の池田編集長が表紙の原画を持参する。お茶を飲んでもらっている間にコボちゃんが指定の色を加える。ボクはタイトル文字をマジックインクで書く。池田さん、OKを出す。絵本「いつもぶうたれネコ」の色校正ができている。ネコの鼻の彩色を忘れている部分があったが、印刷は美しい。
 午後2時、月刊『ラジオ深夜便』4月号締め切り。NHKサービスセンターの岩坂さんくる。ゆめぞうのイラストレーションを気にいってくれる。今回は愉快な絵になったと思う。岩坂さん、ネコのミミを抱いてゴキゲン。みんなでシラスパイを食べた。
 いつもの透析。NHKラジオ、青木裕子アナウンサーの「おもしろ研究所」では女性のふんどし、パンドルショーツの話題。青木アナウンサー、はいたやつを持ってきたとのこと。「いいじゃない。ちゃんと洗濯してきたもん。これを干すとき、並べると、まるでのれんみたい」と、アドリブだか、台本だか判然としない科白をいっていた。笑う。後に本人に聞いたところ、アドリブであったとか。すべて小堺君が支持しているのではないらしい。
 帰宅して赤ワイン。TBSラジオの「アクセス」で、またまた麻生太郎の話題。郵政民営化で賛成したの、反対したのとぶれにぶれまくる総理大臣のみっともなさ。主権者から選挙のチャンスを奪うのは、民主主義の冒涜だ。我々は、あんな総理大臣を選んだ覚えはないのである。
▲ 百年に一度の危機だ民主主義

0210・火・
 午後、長野県白馬から日暮氏くる。他3名。100冊の本のメンバーからのインタビュー。「幸せ」と「成功」について語れ、ということだが、ボクは成功者ではないので、成功を語る資格は自分にはない。けれども、幸せについてはいつも考えている。この100冊の本はネットからダウンロードできる。4名の前でサングラスを取り、本当に盲目であることを示す。それから「おえかき」のパフォーマンス。不可能に挑戦するキャラクター、ゾウの自転車乗りを描いた。皆さん熱心で誠実な人たちだった。
 夜はフロッピーディスクのファイル整理。ひさびさ、点字シールを制作する。作業に夢中になっていたら、もう深夜。
 野菜中心の惣菜で赤ワイン。ラジオ深夜便は水野貞彦アナウンサー。不老長寿の話題でアーユルベーダに触れていたのが興味をそそった。
▲ 幸せは熱いコーヒー角砂糖

0211・水・建国記念日・
 午前11時、林香代子校長先生くる。20日の打ち合わせ。松沢小学校は生徒700人以上の規模。校長先生は気が抜けない。
 透析3時より。看護士に腹具合がよくないと伝えるが、薬はもらわないし、医者にも診てもらわないことにした。休めば治るのだ。帰宅途中、ヨークマートの駐車場で日本対オーストラリアのサッカーを聴く。結局は引き分け。同時多発森林火災のあったばかりのオーストラリアは喪章をつけての試合。会場では災害へのドネーションが試合直前までされていたという。
 ユーチューブでエム ナマエのニューヨーク1998の映像がオンエアされていた。ラジオブックスは松谷美代子の新作民話で桃太郎。耳を傾けているうちに眠っていた。休日に透析があると、昼間の時間なので、一日が中途半端になってしまう。朝も夜も使い物にならないのだ。
▲ イレブンの勇姿まぶたで追いかける

0212・木・
 朝から息抜き。終日、過去のメモの記録とファイルとフロッピーディスクの整理。しばらくメモの整理をしていなかったが、面白いネタがいっぱい出てきた。やはり、その場で浮かんだことはすぐにメモらないと忘れてしまう。いや、メモしたことだって忘れているのだ。
 とうとう小泉が麻生太郎にクレームをつけた。自民党の動きに世間の目が注がれると、民主党は面白くないかもしれない。オーストラリアでは救われたコアラが話題になっている。メルボルン近郊在住の渡辺鉄太からは元気との返信あり。遠い出来事だと心配が増幅されてしまう。

0213・金・13日の金曜日・
 春いちばんが吹く。この2月は気象庁始まって以来の暖かさとか。もしかすると、平安時代以来の暖かさという説もある。朝のうち、九州で春いちばん。午後には東京でも春いちばん。
スタンバイの小沢良子の毒舌をBGMにいつもの朝の運動と日記。昨日の小泉発言に対するラジオリスナーの反応がシャープで冷静。マスコミの軽薄な扱いや報道も反省した方がいい。インチキ小泉やブレブレ太郎のおかげで、国民のレベルがどんどん上昇していってる。早く選挙になあれ。
 ずっと部屋にこもり、メモやアイディアをまとめていると、どんどん作品が生まれてくるような錯覚に陥る。けれども、いざ書くとなると、それが簡単ではないのだ。
 本日のニュースで興味を引かれたのが頭脳の動き。ねたみが強い人ほど、他人の不幸せを喜ぶという事実が定量分析的に証明される。他人の不幸で分泌されるのがドーパミン。じゃあ、他人へのねたみで分泌される毒物はネタミドフォス。そんなわけ、ないじゃん。
 透析より帰宅して赤ワインで松谷美代子の新作民話を聴く。『鶴女房』。男は必ず約束を破るという日本神話伝統のストーリー。「見るなといわれて、必ず見てしまう。そこで契約は破棄され、女は去っていく。
▲ 気がつけば生きてつないで春いちばん

0214・土・バレンタインデイ・
 朝から暖かい。予想最高気温は21度。暖房要らず、ありがたい。
 今年もきましたバレンタイン。23年前、バレンタインのチョコレートを全部口に入れる前に緊急入院。それから始まった人工透析も、今年で24年目に突入するのだ。
 いつもの朝の運動と日記が終わった頃、宅急便。感謝。どれもみんな、チョコレート。
 夕方、コボちゃんがアルルと一緒に里帰り。
▲ 還暦を過ぎて最初のチョコレート

0215・日・
 朝、NHKラジオ「なぎらけんいちのあの頃のフォークが聴きたい」で新谷のり子のことをやっていた。「フランシーヌの場合は」がヒットしたことで知られているが、彼女、本物の反戦歌手。今でも食堂で働きながら、地道に歌手活動をしていると知り、驚いた。骨太な人格に敬意を覚える。
 終日、メモの整理と作品構想。夜、TBSラジオの寄席をBGMに眠ってしまう。津軽三味線とコラボしてギター演奏をする夢を見る。昨夜の桑田君のビートルズ演奏がきっかけだと思う。やはり血が騒ぐのだ。
 元編集者、旧友の立山誠浩さんが青空文庫から草枕を送信してくれる。これで分からない熟語も国語辞典で調べられる。長年の疑問も解決できるだろう。
 コボちゃんとアルルが実家へいっているので、ネコと暮らした週末でした。
▲ 夢の梅ネコと一緒に眺めてる
▲ 網の目や古典文学旅路かな

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