★ こんなお仕事もしていました
‐ことばの花束『宮沢賢治のこころ』‐
佼成出版社 本体価格1600円
生まれて初めて評論というものを手がけました。そして、予想を遥かに上回る難しいお仕事となりました。宮沢賢治の詩を語る。並み居る専門家にはさまれ、慣れないテーマと格闘したのです。朗読画集『銀河鉄道の夜』という宮沢賢治世界を絵にする困難な仕事はしたばかりではありましたが、その詩の世界を論じるという使命は困難を極めました。小生、宮沢賢治を心より敬愛するひとりではありますが、その聖域である花巻にいったこともなく、賢治自身の生涯も詳しくは知りません。その素人が書いたのですから、果たして評論という形になっているかどうか、まるで自信はありません。ただひたすら、小生の意識にのぼる言葉や印象を並べていっただけの雑文です。けれども、もしも興味がおありでしたら、立ち読みでも結構ですから、ちょっとこの本をお手にしてください。
蛇足です。朗読画集『銀河鉄道の夜』が導いてくれた幸運です。この朗読画集の共同著者であるNHKの青木裕子アナウンサーが花巻で朗読コンサートを開きます。朗読画集の他、エム
ナマエの著書も販売してくださるとかで、エム ナマエも生まれて初めて花巻を訪れることになりそうです。
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