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■ エム ナマエの詩でワルツが歌う

◆ こんなコピーを書いたのだ

天使の風に誘われて 青い空と白い雲
夢の翼をはばたいて 赤い風船やってきた
やさしい子どもの見る夢は
緑の地球 作ります
街に夕闇 訪れて
あの窓 この窓 ともしびともる
赤い灯 青い灯 どれもがドラマ
ひとつひとつの祈りと願いが
みんなの幸せ 作ります

 これはつい最近、エム ナマエ子供服のチラシにボクが書いたキャッチコピーである。このコピーの後半の部分、実は10年前に書いたもの。そう、今から10年前の1998年、ニューヨーク個展を記念して愛育社が出版したエム ナマエの詩画集『世界はいつもファンタジー』に、ボクはいくつかの詩を書きおろした。

◆ 夢の翼
夢の翼をはばたいて
夜をクジラが飛んでいく
夢の翼は 疲れ知らず
希望岬へ 一直線

◆ 階段のある街
あの窓 この窓
ともしびともる
赤い灯 青い灯
どれもがドラマ
ひとつひとつの 祈りと願いが
街の明かりを ひとつに染める

◆ 思い出させてくれたのはワルツ
 こんなポエムをボクが書いていた。思い出させてくれたのが熊本のフォークデュオ、ワルツ。おかげで、ボクはリフレッシュして、子供服のキャッチコピーを仕上げることができたのである。

◆ 阿蘇での原画展『夢の力』
 原画展が実現したのは南阿蘇村の皆様のおかげ。そして、バラ企画の関連でワルツの山川哲さんがこれらのポエムに着目をした。瞬間にしてメロディーが降りてきたという。ここに山川さんからのメッセージがあるので、引用させていただく。

◆ ワルツからの言葉
エムさんのご本職は絵の世界ですが、ワルツとしては、日本中の、いや世界中のエムさんファンの皆様に、もっとエムさんの『音楽心』の部分も知っていただきたい!との思いがあります。
 本人自らが歌えるし、そして音楽の良し悪しも、下手な評論家よりしっかり、はっきり理解できる。音楽を知っている画家だから、時に作品から思わずメロディがほとばしるような絵を描ける。少なくともワルツは、瞬時にそれを感じ取れたのです。だから、何も考えなくても、指先が音符を一気に並べていました。それは、絵から流れてきたメロディをそのまま写し取っただけなのです。丁度、素晴らしい音楽演奏を聴いた画家が、一気にその感動を想いをキャンバスに叩きつけていくように。

◆ CDをトレイに乗せた瞬間
 やがてボクの手元に一枚のCDが届いた。トレイに乗せて再生する。『階段のある街』も『夢の翼』も、瞬間にして心に染みた。いい曲である。幸子さんの透明な歌声、山川さんのメロディーと絶妙のアレンジ。すぐにボクも覚えてしまった。原画展のイベントでは、ボクもコーラスに参加させてもらおう。そうして、5月4日の阿蘇でのワルツのミニコンサートがやってきた。

◆ ワルツのこと。以下、ワルツのふたりの紹介である。いただいた資料そのままをここに紹介する。

 平成18年9月 ●サチコ(ボーカル・ギター・作詞・作曲・・・熊本市出身)●テツ(ピアノ・シンセサイザー・ギター・ベース・ドラムス・パーカッション・作曲・編曲)の二人で結成!
 60年代〜70年代の懐かしのフォーク・ポップス・スタンダード・スクリーンミュージックから、最新のアニメソングまで、子供から大人までの幅広いジャンルを中心に、県内外で演奏活動中!
  『サチコ』の伸びやかな透き通るソプラノと、『テツ』のマルチキーボードプレイで、聞く者を魅了し続ける、熊本を代表するフォークデュオ!

【略歴】
『サチコ』
 学生時代よりコーラス部にて活躍。熊本屈指のポップス系ソプラノとして注目を集める。アルトからソプラノまでカバーする幅広い声域と、艶のある伸びやかな表現力、そして豊かな声量を持つ。
 人生の師のアドバイスにより、長年勤めた保育士を辞め、一年の充電期間を経て、プロ歌手としてスタート。県内をくまなく巡る、『草の根コンサート』を続ける。ソロによるギター弾き語りをはじめ、何人かのミュージシャンと活動を続けるも、昨年、伴奏担当のピアニストの急死で、デュオを解消。ソロに戻った矢先、偶然の出会いで『テツ』と『フォークデュオ・ワルツ』を結成。多数のコンサートをこなしながら、現在に至る。『千の風になって』は既に4年ほど前からレパートリーとして歌い続けている。

『テツ』
中学・高校とロックバンドで活躍。大学1年、ヤマハポプコン・第9回全国大会に、フォークバンド『七福神』にて九州代表で出場。つま恋本選会にて優勝。レコードデビューし、東京でプロミュージシャンとしてスタート。この第9回大会の同期に、中島みゆき(入賞)八神純子(入賞)松崎しげる(入賞)庄野真代、岩崎宏美、渡辺真知子、因幡晃、等がいる。
 バンド解散後、スタジオミュージシャンとして活躍。ギター・ベース・ドラムス・キーボード・パーカッションが弾けるマルチプレイヤーとして脚光を浴びる。また、作曲・編曲(アレンジ)も定評あり。父の死去を機に、熊本へ帰郷。音楽教室にて生徒を多数指導中。プロ・アマ問わず、気合の入ったバンド・ミュージシャンの助っ人を続ける。『サチコ』と出会い、デュオを組む。

◆ワルツのハート
 エム ナマエは素人である。けれども、それなりの音楽体験がある。だから、5月4日のミニコンサートでも、ワルツのふたりと出会った瞬間から新しいユニットみたいに息がぴったり。テツさんの熱い演奏。サチさんの透明でのびやかな歌声と優しいサポート。愛育社秘蔵のギタリスト、山部洋史氏も加わった四人グループでオリジナルからビートルズナンバーまで、たのしく演奏したのであった。音楽はハートの接着剤。ワルツとの時間はボクを幸せにしてくれた。

◆ 当サイトでも試聴可能
 ふたつの新曲『階段のある街』と『夢の翼』をこのサイトでも試聴できる。もしも正式にダウンロード、もしくはCDを購入したいと思われたら、ワルツの公式サイトの完成を期待していただきたい。その折には、必ず当サイトでお知らせする。2008/05/28


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