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【その4】 1995年 某月某日

 ねえねえ、ビッグニュース。兵庫のお友達、キータンとアキラ君から誕生日のプレゼントが届いたの。このホームページのアタシの日記を読んでくれたのね。それでバースデイプレゼントをくださったのよ。それが、とても素敵な毛布なの。フワフワに柔らかくてビロードのように滑らかで。模様も気にいっちゃった。それでね、アタシはその晩から、この毛布で寝ているのよ。よく眠れるわ。

 プレゼントはビックリ箱みたいに、タオルとか、いろいろなプレゼントが次々に出てきて驚いちゃった。ま、アタシのバースデイプレゼントがエムさんのバレンタインのチョコレートに勝利したってわけかしら。でも、エムさんだってジュンちゃんとチャコちゃんという可愛いい女の子からのチョコレートに感激してたんだけど、でも、そのときだってジュンちゃんたちはアタシへのプレゼントを忘れなかったわ。アタシって人気者なのかしら。おほほ。

 兵庫県のキータンとアキラ君はずっと前からのお友達。アタシの卒業した学校、中部盲導犬協会にも遊びにいってくれたこともあるのよ。お手紙も沢山いただいているわ。それでね、キータンとアキラ君は兄弟でね、エムさんは曽根兄弟って呼んでるわ。お母さんも素敵な方で、みんなエムさんのメルトモなの。

 こんな素敵な人たちにいつも応援をいただいて、アタシ、感謝しちゃうわ。あ、これはキータンとアキラ君からの質問なんだけど、アタシは11歳で、誕生日は1990年1月8日です。でも、もうプレゼントはあの毛布で満足よ。アタシは物持ちがいいから、きっとずっと使っていると思うわ。曽根兄弟のおふたりさん、本当にありがとう。

この絵本の売り上げの一部は全国の七つの盲導犬教会で盲導犬育成に使用されます。


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